月の光 (家元コラム)

秋らしい季節となりました。

秋の夜長 皆さまいかがお過ごしでしょうか?

まだまだ心穏やかとは言えない日々が続いておりますが、日々こつこつと‥

あちこちから聞こえてくる辛いお知らせに胸を痛めながら‥

9月の終り頃 稽古場に差し込む光。ん? 見上げると、そこにはだんだんと満ちてくる大きなお月さま。

まだまだ満月には遠いですが、月の光はいつもより強く明るく 励まされている想いでした。

秋は空気も澄んでいて収穫に感謝する時季ですので、月のシーズン。

この10月も十五夜そして満月 そしてそして末の29日には十三夜が待っています。

このしきたりは日本で始まった風習。満月だけでなく、満ち欠けを愉しむという優雅な気持ちです。

今年は1ヶ月の内に2度満月を向かえるということで、2度目の満月をブルームーンと呼ぶそう、 数々の

月の異名も楽しみながら、すすんでいきたいと思っています。

 

先日、20代の頃ご指導頂きお勉強させていただいた偉大な師匠がお星さまに‥

楽しくも厳しい教え、踊りを愛する心を教えていただいたと思います。

思い出と共に。空に向かって手を合わせます。   感謝。

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